「読書を読みたいけど、はっきりとメリットがわからない」
「読書のメリットって何があるの?」
「じゃあ読書のデメリットは?」
「読書を読むとどうなっていくの?」
など、読書はした方がいいことは、わかっているんだけどいざ、具体的にどんなメリットがあるかって言われたら困りますよね。
小さい頃から読書はした方がいいって言われて、仕方なく大人になった今でも読書をしている人も多くいると思います。
ここで一度、読書のメリットについて具体的に理解をしておいて損はないですよね!
読書は、あなたの知識教養を増やし、人とのコミュニケーションを円滑にして、あなたの幸せを最大化します。
実際私は、読書で多くのメリットを感じ、毎日が日々成長している実感があります。
そして、今では年間に200冊以上本を読むほどの読書オタクになっています。
本当に読書の力は、すごいなぁと肌で感じまくっています。
そこで今回は、私が実際に感じた読書のメリットについて紹介します。読書のメリットはあげたらキリがないほどあったため、厳選して10個にまとめました。
この記事を読めば、今まで深く考えていなかった読書のメリットが論理的に理解できるとともに、共感をしていただけるのではないでしょうか。
実際に私が日常生活を送りながら体験したものになっていますので、すごく親近感がでるのではないでしょうか。
この記事は、読書のメリットを論理的に理解するためにも参考になるでしょう。
それでは、参ります。
【実際に私が感じた】読書のすごいメリット10個
普段の語彙力が今までよりもUP
語彙力とは、ボキャブラリーのことで「知っている単語の量や知識の深さとその単語を使いこなす力」のことです。
私は読書をして、普段の語彙力が今までよりも格段に上がったなと実感しました。
豊かな語彙力をつけるには、読書は欠かすことができません。
加えて筑波大学付属小学校教諭・青山由紀先生は、次のように述べています。
- 理解語彙:文中などで、なんとなく意味がつかめる言葉
- 使用語彙:自分が話したり書いたりするときに使う言葉
語彙力には、この2種類が存在します。ちなみに、理解語彙は、使用語彙の3−5倍あるみたいです。
読書をすると使える語彙力を増やすことができます。活字に多く触れることができ、「理解語彙」と呼ばれるなんとなく意味がわかる語彙が増えていきます。
その結果、使用語彙の数もしだいに増えていき、会話の表現が豊かになるのです。
しかし、ここで気をつけてなければいけないのは、好きなジャンルの読書ばかりするだけでは多くの語彙力を身に着けることができないということです。
幅広いジャンルの読書をしてこそ、多くの語彙力を覚え使う必要が出てくるのです。
ですから、語彙力を増やしたい方は多くのジャンルに幅を広げて読書をしてみましょう!
まず、非生産時間とは生産的な時間ができない状態です。つまり何も作業ができない時間のことをさします。
日々過ごしていると、ボーっとしたり、何も考えていない時間ってよくありますよね。これが非生産時間です。
例えば、
- 電車を待っている時間
- 友達を待っている時間
- ご飯の食べ終わった後
- トイレの時間
- お風呂が終わった後の時間
この時間って基本的に、脳も回転していないし、何も作業していないので無駄な時間ですよね。
この非生産時間を私は、読書で意図的に減らしました。
カバンには、常に本が入っていますし、Kindleを使って読書することもあります。
そして、いつ非生産時間が訪れるかわからないので、常に読書できる用意はしています。
読書は、人生のムダな時間をなくし、しかも意味のある生産時間に変えてくれる最高のツールです。
年上の人との交流が増えた
読書をしたことによって、普段接することのなかった年上の人たちとも交流する機会が増えました。
年上の人たちは、読書を習慣とする人たちが多いです。しかも、今流行のビジネス書などの話題ではありません。
発行されてかなり時間が経っている小説や歴史書などの話題が多いです。私自身、ビジネス書だけではなく小説も歴史的偉人の書籍も好んで読んでいます。
その結果、年上の人たちと息があってビジネスにつながったことが多々あります。
この本は、私が今ままで読んだ中で一番面白くて、一番大好きな本です。
北方謙三さんがいた中国の戦争のお話です。(漫画、キングダムみたいな物語です。)
登場人物が圧倒的に多くて、その表現力が他のものと比較にならないくらいすごい。
活字で読んでいて、目の前で本当に戦っている戦士がいるかのように物語に吸い込まれます。
ぜひ、一読して欲しい一冊です。
年上の人との交流を持ちたいという方には、ぴったりの本ですね。
交流する仲間の質が上がった
読書をすることで、「類は友を呼ぶ」というように、読書好きの仲間集まってきます。
言い方は悪くなってしまいますが、私は、一緒にいる仲間たちのクオリティーはとても大切だと思っています。
人間は、弱い生き物なので環境に大きく左右されます。そのため友達選びは慎重に行っています。
そこで、重要な基準として「普段から本を読んでいるか」が大事な指標です。
読書が普段から習慣になっている人は、地頭力が高いですし、論理的思考力も表現力も高いです。
その結果、私自身知らないことを教えてくれる仲間たちばかりですので、一緒にいるだけで成長します。
読書をしていると仲間選ぶとあなたが成長すること間違いなしです。
(もちろん、仲良くなった仲間でも読書をしない人もいるので、絶対的基準ではありませんよ。)
収入が大幅に上がった
読書をした結果、仕事をしている業界の知識も増えましたし、それ以外の業界、経済の知識なんかも増えました。
その結果、幅広いジャンルによるコミュニケーションがはかることができ、収入も大幅に上がりましたね。
読書をすることが収入に直接影響したのかというよりも、読書によって学習意欲の向上・目標設定・集中力の向上などいろいろな要因が重なって収入が上がったとも感じます。
ですから、お金を稼ぎたい人は、一度読書をしてみてもいいんじゃないでしょうか。
NewsPicksの佐々木さんが、世界で活躍する日本を作るために、読書が必要とも語っています。読書量と年収の関係も話をしているのでぜひご覧ください。
こちらも参考までに、年収1000万円プレイヤーの人は、平均年収の層よりも3倍の読書を読んでいると、こちらの記事には書いてあります。
ちなみに、漫画は平均年収層の方が年収1000万円プレイヤー層より8倍読んでいるみたいです。
文章力(ライティングスキル)がUPした
読書をすることによって、記事やメディア執筆による文章力がUPしました。1番最初のメリットの語彙力やボキャブラリーの向上も大きな文章力が向した要因です。
私は、主にインターネットメディア設計や構築、コンサルティングなどWebに関する仕事を行っています。ですので、ライティングスキルは非常に重要で、読書によって大きな効果が発揮されています。
しかも、読書の効果はライティングだけでなくリアルなコミュニケーションスキルも向上したと感じています。
語彙力もそうですし、相手にとって必要な情報を聞き、欲しい情報を返すなど会話にとって大切なことを読書で自然に身に付くことができました。
メタ認知能力が上がった
メタ認知とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことです。
もう少し噛みくだいて説明すると、
「自分自身を客観的に、冷静に見ることができる力」です。
このメタ認知能力が高いと、ただ怒ったりするだけでなく、「どうして相手が怒ったのか」「自分に悪いことはなかったのか」ということを客観的に考え、冷静に分析できるのです。
その結果、すぐに改善策を導き出し、冷静に問題解決へ向かうことができます。
読書をしていると、現実世界で
「この課題、あの本に解決策載っていたな」
なんてことが多々あります。読書をした結果、メタ認知能力が高まって、目の前に問題がきても冷静に判断することができるようになりました。
問題をうまく処理できない人などは、いますぐに読書を始めた方がいいですね。
仕事で成果が出せるようになった
読書をすることによって、仕事で成果が出せるようになったのもメリットですね。
読書をして、知識・教養がつき、コミュニケーション能力もつき、その結果仕事でも成果が出ます。
他にも、読書によって作られる前向きな姿勢・想像力の向上なども仕事がで成果がでた理由だと感じます。
仕事で成果を出したければ、読書をしよう!
知的好奇心が上がった
知的好奇心は、人間が持っている最大の魅力なのではないでしょうか。そして、小さい頃にはあったけど、大人になってきてだんだん薄れるものです。
しかし、読書をしていると、大人でも知識好奇心がどんどんできます。
まったく知らないジャンルの本を読んでいると
「そしたら、これはどうなんだろ?」
「なるほど、そういうことだったのか!」
など大人になってから、知ることばかりです。
本当に、人生は勉強だなって感じさせられる瞬間です。
知的好奇心は、あなたを成長させるエネルギーだと私は思っています。そのエネルギーがないと成長しません。
エネルギーを枯渇させないように、読書をガンガンしてみましょう。若々しい大人になりますよ!
歴史的偉人の言葉が自分に乗りうつり、パワーをもらえる
最後の読書のメリットは、歴史的偉人の言葉が自分に乗りうつり、パワーをもらえるです。
「ん?どういうこと?w」
と思った方もいるかもしれません。
でも、実際多く本を読んでいると、本当に現実世界で問題に直面したときに歴史的偉人の言葉で勇気づけられることが多々あります。
例えば、新しいサービスを作りたいけど、競合に勝てるのかなと思っていたとすると
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
孫子の言葉を思い出します。競合の分析を徹底的にして、自分たちのサービスの価値をもう一度組み直します。
これは、あくまで一例ですけど本を読んでいくと偉人が舞い降りる瞬間が、本当に多くあるんですよ。
そのときの偉人の言葉が、きっとあなたを助けてくれますから。
読書を馬鹿にしちゃいけませんよ!w
読書をすると勉強・メリットのあるジャンル
歴史的書物
私が一番おすすめしたいのは、歴史的書物を読むことです。
歴史的書物には、現代でいかすことのできるパターンがたくさんあります。
例えば、
- 農耕が始まって今に残っている文化は何なのか。それはなぜなのか。
- 戦国時代生き残っていた人たちはその後、どのように活躍したのか。
- どのようにして徳川幕府は200年以上も君臨することができたのか。
など歴史を追体験してどういう解決策を偉人たちは見出したのかを知ることができます。
つまり、歴史的書物は、今の時代を歩いていく上でのヒントが多く書いてあります。
難解な書物が多くありますが、ぜひめげずことなくチャレンジして欲しいジャンルですね。
ビジネス書
ビジネス書は、現代を効率的に生きていく方法が多く書かれています。
問題解決のフレームワークは、このビジネス書で学ぶことができます。仕事で悩んだり、人間関係で悩んでいるならビジネス書を手にとって読んでみるのが一番いいですね。
例えば、ファーストリテイリングの柳生さんはドラッカーのマネジメントを基盤にユニクロを経営したと言われています。
ドラッカーのマネジメントを穴があくまで読み、それを実践して今の会社があります。
ビジネス書は、あなたの問題に寄り添いながら書いてくれている本が、多くありますので、とてもおすすめですよ。
自己啓発本
自己啓発本は、読者のモチベーションを上げ、意識を高めることを目的とした本です。成功を得るためのマインドセットやノウハウなどが書かれています。
読み終わった後に、「よしっ僕も(私も)頑張ろう!」と思うのが自己啓発本の良さですね。
しかし、瞬間的にモチベーションが上がるため冷めるのも早いです。すぐ行動にうつして実践しないと意味がありません。
自己啓発オタクにはならないように気をつけましょう。
小説
小説は、現実世界で起こりうる出来事をシミュレーションするのに役立つ本です。
小説の世界に入り込んでいる時は、現実の世界と同じくらいのリアルさで物事を考えます。
現実世界のシミュレーションをしたい人なら間違いなく小説がおすすめですよ。
小説の主人公に恋をするなんてこともあるくらい、小説のリアリティはすごいですよ。
【私が実践している】読書をより良くする・メリットある読み方
私の読書方法は、ただテキトーに本を読むだけではありません。
「本って読んだ後内容を覚えてないんだよな…」
「忘れないようにするにはどうしたらいいんだろう…」
「本を読んでから行動できていない…」
など読書に対して悩んでいる人って多いと思います。
そんな悩みを持っている人たちにとってぴったりの読み方になります。
私が実践している本の読み方
- 読書ノートを用意する
- 「なぜこの本を選んだのか」「何を得たいのか」「読んだ後どのように行動するか」を書く
- タイトル・目次を5分以上読み込む
- タイトル・目次を読んで質問を作る
- その質問の予想を書く
- 本を読んで、質問の答えを書く
- 本にまとめる
このような順序で私は、読書をしています。
こちらの記事で、効率よく読書をする最適な方法を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
あなたの読書をもっとよりよくする・メリットある時間帯
朝に読書をすると精神のコンディションを整えられる効果があり、夜に読書をすると一日の疲れを癒す効果があるみたいです。
読書の目的によって、最適な読書の時間帯が異なります。
朝は1日のなかでも達成意欲や前向きな気分になりやすい時間帯でもあります。つまり、勉強など、自分の能力や意識を高める読書をするなら朝が最適です。
夜の読書は、本で得た情報を定着させるのに効果がある時間帯といわれています。何か覚えたいことがあるときは夜読書をするとよいでしょう。
朝読書:前向きになる本、何回も読んでいるバイブル本、歴史的書物、自己啓発本
夜読書:自己成長に繋がる本、スキルUPするための本、ビジネス書
私は、朝8時から9時の1時間と夜寝る前の1時間は、必ず読書をしています。カレンダーにも読書の時間をしっかり記入して、スケジューリングしています。
あなたの読書の目的に合わせて、読書の時間帯を選びましょう。あなたの読書は、もっとよりよくなりますよ!
私が感じた読書のデメリット3つ
読書が苦手な人にとっては、何かしらのデメリットがあるから本を読むのがすすまないのではないでしょうか。
私が感じた読書のデメリット3つを紹介します。
- ながら作業で読書ができない
- インプットアプリよりも時間がかかる
- 読書ばかりで行動しない
などあります。
苦手なことをいきなりするには、とてつもないエネルギーが必要になります。
特に読書をすると気持ち悪くなったり、眠くなったりする人には、大変なことです。
しかも、多少お金かかるため、お金がない人にとっては読書をすることはハードルが高いかもしれませんね。
以下の記事で読書が苦手な人向けに記事を書きましたので、ぜひ読んでみて下さい。
そして読書のデメリットについて、もっと詳しく知りたい人は、こちらの記事を参照ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は読書にメリットについてお話していきました。
まとめると
になります。読書には、この記事で挙げたもの以外にもメリットがたくさんあります。
私は、読書には成長できる全てがあると考えています。この28年間、読書で知識・教養をつけて、それを行動にうつしていく人生を歩んできました。
これからもその生活は続くと思います。私自身、このメディアをキッカケに読書の苦手な人・嫌いな人が読書好きに変わっていけるような発信をこれからも続けていきます。
読書のメリットを多く感じて、あなたも一緒に本好きになりましょう。